「夢、かないます」を読みました(4月3日)
だから楽しいことを願い、熱い期待の感情を込めてその願いごとを心に描けば、幸福が実現され、苦しいことを恐れ千々に乱れた感情をもって、その恐れることを心に描けば不幸が実現されるのだそうです。つまり意識の切り替えをうまくやれば自分を助けるものが自分の中に湧いてくるのです。自分を助ける力、つまり生きていくための力、生気(しょうき)エネルギーが。
さらにプラスの言葉を使うことも大事だといっています。マイナスの言葉を使っているとそれが潜在意識に溜め込まれ、そこからは不幸が現実のものとなってポンと飛び出してくるというのです。成功者は決して過去の愚痴を言わない、そして未来の希望についてのみ話し、「自分は常に運が良かった。だからこれからもよい」というそうです。
マイナスの言葉を口にするのに努力はいらないが、プラスの言葉を見つけるのには努力がいるのです。マイナスの言葉は危ないという意識がないと、世の中にあふれているマイナスの流れに押し流されてしまいます。
本当に世の中にはマイナスの言葉が多いですね。テレビのニュースを見ているだけでも、すっかりマイナスの言葉をアラヤ識の中に放り込まれているような気がしますね。
また「実際のところ、現在、今このときが私たちにとって、一番大切なのです。なぜかというと、幸福を感じるのは現在しかないからです。ところが愚痴を言っている人は、過去から不幸な体験を引き寄せ、未来に不安を見て、今を絶えず不幸な色で塗っているのです」ともいっています。
毎日の生活でついつい忘れてしまいそうな夢の実現に向けて、夢を頭の中でどんどんふくらませ、いつも潜在意識の中に楽しい夢の種をまいていきたいと思いました。
「夢、かないます」 無能唱元著 さんマーク出版 1991年10月15日発行
1,262円+税