「『結果を出し続ける人』の35の小さなコツ」を読みました(5月11日)
第1章 時間を有効に使うコツ
第2章 怠け者の自分を変えるコツ
第3章 三日坊主にならないコツ
第4章 機嫌よく仕事をするコツ
第5章 質の高い情報が集まるコツ
第6章 プレゼンを成功させるコツ
第7章 部下を上手に操るコツ
という内容です。
第1章では、何もしない、考えないというのは意識しないとクセになってしまう。ものの考え方や発想の豊かさというのは知識や情報の量に比例します。だから「何もしない時間はもったいない」を習慣にしようと言っています。電車での移動のときも原稿を書いたり、本を読んだり、情報をチェックしたりするなど有効に使うために少しぐらいお金を払っても指定席をとるべきだそうです。
また睡眠時間をきちんととることが重要だといっています。睡眠不足は集中力が出ない、思考の瞬発力が落ちる、インスピレーションが湧いてこないなどのマイナス面があります。
体調管理も大切で、彼が心がけていることは
1 きちんと睡眠をとる
2 バランスの取れた食事を心がける
3 たまには運動する
4 風邪かなと思ったら無理をせず、速めに休む
だそうです。
テレビのダラ見はすぐにやめなさい。その時間は死んだ時間も同然だからです。良質な番組だけを録画して後で見るのがいい。リアルタイムで見ると、どうしても放映時間に自分の行動を合わせる必要がありますが、録画ならそうした制約は一切ありません。
何をするのも30分~1時間早く動く。そして予習をしたり、原稿を書いたり、資料を読んだり、息抜きにiPhoneで映画を見たりするそうです。
他にも語学学校の存在意義や語学学校の選び方、物欲を捨てると精神的に健康になり、気力や発想力が増加すること、考え方をプラスの感情モードに切り替えること、笑顔で挨拶はビジネスの基本中の基本だとか、人生の最大のリスクは「何もしないこと」など、とても参考になることが盛りだくさんでした。さっそくこの35のコツを全部は無理かもしれないがいくつかでも実践してみようという気になりました。
『結果を出し続ける人』の35の小さなコツ 安河内哲也著 祥伝社 2011年8月10日発行 1400円+税