「フリーエネルギー・UFO・第三起電力で世界は大激変する」を読みました(5月20日)
現在の発電方法は1831年のマイケル・ファラデーによる電磁誘導の発見以来、実に180年間全く進歩していません。水力、火力、地熱、原子力、風力、すべて電磁誘導による発電です。
電気自動車や燃料電池車はクリーンなエネルギーか?電気自動車は、走行中は排ガスを出さないが、エネルギー源であるバッテリーを充電する際、エネルギー供給の大元である火力発電所で排出されています。燃料電池車も水素と酸素を反応させて走るので、出すのは水だけということになりますが、水素を天然ガスから作る際に二酸化炭素が発生します。現在言われているクリーンエネルギーや新エネルギーはビジネスモデルとしての単なる「投資対象」で、期待されるのは「経済活性効果」だと井出さんは言っています。
これに対し、井出さんは電磁的なテクノロジーで空間からエネルギーを取り出すことに成功しました。彼の作った「超効率インバーター(デゴイチ)」は空間エネルギーを電気エネルギーに変換し、入力エネルギー100に対し400%の出力を得ることができるというものです。このエネルギーを再び入力に戻すことができれば、永久機関ができるということだそうです。わかりやすい例として、磁石の例を挙げています。二つの磁極の間には、磁気エネルギーという一種の空間エネルギーが存在します。これは目に見える磁石が本来もっているエネルギーではなく、その磁石の周辺にある「目に見えない空間が持っているエネルギー」なのです。
「超効率インバーター(デゴイチ)」は「第3起電力」という新しい電磁誘導を応用した装置です。従来のファラデーの電磁誘導を応用した発電方法はエネルギー資源を必要としますが、「第3起電力」を応用すれば、天然のエネルギー資源を全く必要としない発電が可能です。もし実現すれば、真のエネルギーと発電方法の革命になります。
「フリーエネルギー・UFO・第三起電力で世界は大激変する」 井出治著 ヒカルランド発行 2011年10月31日
1800円+税