人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ロシアとMacと日本語 irkutsk.exblog.jp

関心のあるいろんなこと書きます


by irkutsk
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

百人一首を覚えています(6月9日)

百人一首を覚えています(6月9日)_d0021786_205396.jpg来年のお正月には百人一首をやりたいと思い、数日前から1日1首ずつ覚えています。3か月とちょっとで覚え終えるはずですが…。今日で19首目です。今日の歌は「難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや」という伊勢守藤原継陰の娘、伊勢の歌です。

中学生や高校生の時に覚えていれば「古典」がもう少しできたのではないかと悔やまれます。古語と言うと、昔使われていた言葉ですが現在にも残って使われている言葉があります。例えば今日の歌の「過ぐしてよとや」の「てよ」は完了の意味の助詞「つ」の命令形です。現在でも動詞連用形の後に「てよ」をつけて「買ってよ」とか「これ見てよ」というように使われています。

19首覚えただけですが、百人一首は恋の歌が多いなあという感想です。

「原色小倉百人一首」という本をコピーして毎日覚える歌をカバンに入れて持ち歩いて、すきま時間に覚えています。この本は全頁カラー刷りで、写真も多く、歌の意味や背景、文法解説まであるのにこの安さです。是非おすすめの一冊です。

歌の意味を理解して覚えるとよく覚えられるし、歌を作った人の気持が伝わってきます。

「原色小倉百人一首」 鈴木日出男、山口慎一、依田泰共著 文英堂 2011年発行 533円+税
名前
URL
削除用パスワード
by irkutsk | 2012-06-09 20:53 | | Comments(0)