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関心のあるいろんなこと書きます


by irkutsk
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「ともだちくるかな」を読みました(11月15日)

おれ、オオカミ。
このあいだ、おれの ともだち
なった やつが いるんだ。
そいつは すごく いい やつでさ。
あしたは まちに まった
おれの たんじょうび、だから
きっと あいつが やってくるだろ、
やくそくなんか しなくても。
おれたち、ともだちだからな。

でも、おれが まってる なんて
あいつには ないしょだぜ。
(表紙裏の文より)

オオカミは部屋を掃除して、友達を待ちます。一日中待っても友達は来ませんでした。
オオカミはさびしくなり、このさびしさはどうしてなのかと考えます。
はらがへっているから? ちかごろいい子ぶって、あばれてなかったせい?
でも 食べても、あばれても、こころは さびしいままでした。
おおかみは 心があるから さびしいんだと気がついて、心を捨ててしまいます。
胸の中は空っぽになりました。
そこへキツネが ケーキとプレゼントを持ってやってきました。
でもオオカミは つまらなそうに首をぼりぼり。
心を捨ててしまったから うれしくないようなんです。
さて、心を捨てた オオカミは どうなるのか…。

相変わらず降矢ななさんの絵がすごいです。非常にインパクトのある絵で、内田麟太郎さんの文を最高度に表現しており、心の中に強い印象が残ります。文で書かれていない細かいこともきっと想像して書かれているんでしょう。
「ともだちくるかな」を読みました(11月15日)_d0021786_8402941.jpg

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by irkutsk | 2012-11-15 08:40 | | Comments(0)