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「四十九日のレシピ」を見に行きました(11月15日)

「四十九日のレシピ」を見に行きました(11月15日)_d0021786_23254951.jpg伏見ミリオンザへ「四十九日のレシピ」を見に行きました。

舞台は岐阜県瑞浪市。突然、熱田家の母・乙美が死んだ。散らかった台所、誇りだらけの茶の間。畳の上に寝転がる熱田良平(石橋蓮司)の視線の先には妻・乙美の遺影があった。乙美とかわした最後の言葉は、作ってくれた弁当への愚痴で、まさかあれが今生の別れとなるとは思っていなかったのに…。そんな良平のもとに突然派手な服装の少女(二階堂ふみ)がやってくる。「井本でーす、イモって呼んで」と言いながら、勝手に乙美の部屋に入り、「これ、やろう!」と乙美が生前に作っていたらしい“暮らしのレシピカード”を良平に突きつける。イモが開いたページには、“四十九日のレシピ”と書いてあった。

一方、東京に嫁いでいる娘の百合子(永作博美)は夫の愛人から子どもができたという電話を受ける。子どもができない自分をにも情けなく、結婚指輪と離婚届を置いて家を出る。母のいなくなった故郷へ帰る途中、幼い頃に「新しいお母さんになる人だ」と父の良平から乙美を紹介され、素直に受け入れられなかったことをぼんやりと思い出す。思い気持ちで家に帰ってみると、風呂場でイモが派手なビキニ姿で父の背中を流している。すっかり面食らった百合子に、イモは笑いながら説明する。彼女は、依存症の少女たちの更正施設でボランティアをしていた「乙美先生」に世話になった生徒で、乙美に自分が死んだら良平と百合子の手助けをして、みんなで楽しく食べて、飲んで「四十九日の大宴会」をするように頼まれたという。そのバイト代1日5,000円ももらって、もう使ったのでやらなければならないと言う。

百合子は離婚を考えていると父に打ち明けるが百合子の夫の浩之(原田泰造)は、愛人との間に子どもまでできたのに、「どちらか選べない」と逃げていた。子どもがいない百合子は自分が棄権すると決意する。「迷ったら川に来るといいよ。水に流して前に進ませてくれるから」という乙美の言葉が脳裏によみがえる。イモに誘われて訪れた朝市で浩之の鉱物イワナを見つけた良平はは、届けがてら話をしようと思い立つ。だが、もうひとつの“家族”と一緒にいる浩之を見た良平は、声もかけられずに戻ってくる。

そして百合子と良平は「四十九日の大宴会」をやることを決意する。イモは日系ブラジル人のハル(岡田将生)をヘルプに頼む。乙美がパートをしていた自動車工場に勤めていた青年だ。乙美のレシピにしたがって家をきれいに整える。だが大宴会とは何をするのか?百合子は乙美の“人生年表”を作って貼りだすことにする。だがいざ作ってみると、年表は空白だらけ。

「四十九日のレシピ」 2013年日本 129分 監督:タナダ・ユキ 出演:永作博美、石橋蓮司、二階堂ふみ、岡田将生、原田泰造、淡路恵子ほか
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by irkutsk | 2013-11-15 23:26 | 映画 | Comments(0)