那智・熊野へ行ってきました(11月23-24日)
名古屋駅10:01発の南紀3号に乗り込み、紀伊勝浦へ。列車内は車内販売がないということだったので、名古屋駅で弁当を買って乗り込む。終点紀伊勝浦で下車し、亀の形をした浦島丸でホテル浦島へ。
大きなホテルで、温泉も6カ所あり、スタンプラリーで3つ以上回ると景品がもらえるということだったので、洞窟のような温泉・忘帰洞温泉を始め3カ所の温泉に入ってスタンプを押してフロントへ持っていくと、入浴剤がもらえた。
夕食はバイキング。地元の食材を使った料理がずらりと並んでおり、少しずつとってもかなりの量になる。途中でマグロの解体ショーが始まり、20キロのマグロを見事な包丁捌きで解体していき、それをお客さんに出していた。
翌日の朝食もバイキングだった。7時50分集合で、また浦島丸に乗って対岸に戻る。港のそばでは漁師たちが網の手入れをしていた。熊野交通の貸し切りバスに乗って、まずは那智の滝へ。落差133mで日本一の高さを誇る那智の滝を鑑賞した後、熊野那智大社、青岸渡寺へ。
次は熊野本宮大社へ。境内は写真撮影禁止ということだった。八咫烏(やたがらす、やたのからす)が神社のシンボルになっており、日本神話では神武天皇の東征の際に、高皇産霊尊によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラス(烏)である。3本足のカラスで、神社にはこのカラスにちなんで、黒いポストが置かれていた。もちろんこのポストに入れた手紙も熊野本宮大社の記念スタンプを押されて、ちゃんと届けられる。
昼食の後は今回のツアーの目玉でもある、熊野古道中辺路コースの一部(牛馬童子口から箸折峠を経て近露王子までの1.6km)を歩いた。途中のみどころは箸折峠の宝篋印塔(ほうきょういんとう)と牛馬童子の像、そして紅葉の木々だった。
約1時間かけて歩き、バスで紀伊田辺駅へ。15:36のくろしお26号で新大阪へ。新大阪で乗り換え、18:53のこだま682号に乗って名古屋には19:59に到着。新大阪では約1時間の待ち時間があったが、土産物屋も食べたり、飲んだりする店も長い行列ごった返していた。天気もよく、紅葉シーズンなので無理もない。ツアーなので安く上げようということでこだま利用になっているが、新大阪での1時間は無駄で、少々高くなってもすぐにのぞみで帰りたかった。ツアー代金は一人26,000円なので安い旅行だったけど。