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「7番房の奇跡」を見に行きました(1月27日)

「7番房の奇跡」を見に行きました(1月27日)_d0021786_22371184.jpg伏見ミリオン座へ「7番房の奇跡」を見に行きました。

知的障がい者の父ヨングは6歳の知的年齢しかない。そして6歳の娘イェスンと二人で暮らしていた。二人は店のショウウインドウに飾ってあるセーラームーンの黄色いランドセルを何回も眺めに来て、明日のヨングの給料日に買おうとしていた。ところがそのランドセルが目の前で買われてしまう。思わず店の中に駆け込み、イェスンのランドセルだというが、他の子のために買われてしまう。

翌日、給料をもらっところへ昨日、ランドセルを買った女の子がやってきて、同じランドセルを売っている店があるといって、彼を店へ案内する。彼女の後を追っていくと、曲がり角を曲がったところで、彼女は仰向けに倒れ頭から血を流していた。ヨングは人工呼吸をしたり、口移しで息を吹き込んだり、ズボンを脱がせて血行がよくなるようにマッサージをしたりしていた。ちょうどそこへ通りかかったおばさんがいて、彼が少女を殺していたずらをしていると勘違いする。死んだ少女は警察庁長官の娘だった。

ヨングは少女強姦、殺害の罪で逮捕されてしまう。残されたイェスンは児童施設に入れられる。しかし、彼女はキリスト教の刑務所慰問団に入って父ヨングとの再会をはたす。同房の犯罪者たちはみんなでイェスンをかわいがり、隠してくれる。そして刑務所の課長や職員もヨングが少女殺害をするはずがないと思い始め、課長は彼の調書を調べ始める。また同房者もその少女がどうして死んだのかを検討し始め、彼女は凍った道で転んで、頭を打って死んでしまったのだということがわかり、2審で本当のことを言うように勧め、ヨングも練習する。ところが彼は2審で、自分がやった、すみませんと証言してしまう。それは「お前の娘を殺してやる」いう言葉が頭に残り、イェスンが殺されないようにうその証言をしてしまう。そして死刑が確定し、やがて執行されることになる。

イェスンは大きくなって弁護士になるための模擬裁判で父の無罪を勝ち取る。

韓国のアカデミー賞に当たる2013年の大鐘賞で4部門を受賞。韓国映画で観客動員歴代3位の記録を樹立した大ヒット作。子どもの頃のイェスンを演じたカル・ソウォンがとてもかわいかった。涙なしでは見ることができない映画だった。

「7番房の奇跡」 2012年韓国 127分 監督:イ・ファンギョン 出演:リュ・スンリョン、パク・シネ、カル・ソウォンほか
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by irkutsk | 2014-01-27 22:37 | 映画 | Comments(0)