イルクーツク・バイカル湖へ行きました(7月25日)
朝ごはんは昨日と同じ8時過ぎに2階のレストランへ行ったが、中国人団体客がいなかったので空いていた。料理の種類も昨日より増えていた。日本語が聞こえてきたので見てみると、二つのテーブルに日本人がいた。昨日の昼ご飯を食べた時に見た「シベリア鉄道と世界遺産バイカル湖の旅」に参加している人のようだ。
今日はまず、子供鉄道・鉄道歴史博物館に行くことに。アンガラ川の中州のユーナチス島とコーヌイ島にまたがって敷設されている全長4㎞の路線をディーゼル機関車にけん引された列車が20分で1周する。列車の運行に関するすべての業務を子供たちが行っている鉄道だ。子どもと言っても将来鉄道関係に就職する高校生以下の子供たちで、制服に身を包んだ50人余りの子どもたちが大人の指導者のもと切符売り、車掌、運転手、保線など鉄道関係のあらゆる業務に従事していた。男の子も女の子もいて、3月から10月まで、1日7回運行されている。発車時間30分前からきっぷが売られ始め、オープンカーは210ルーブル、普通の客車は190ルーブル。時速20~30キロのゆっくりしたスピードで走り、島内を一周して同じ駅に戻ってくる。以前は途中駅もあったようだが、今はなく、途中下車はできない。駅の近くには昔の蒸気機関車と子供向けの絵が描かれた客車が展示されていた。駅の2階に鉄道歴史博物館があったが、カギがかかっていて入れなかった。
3時過ぎに中洲にあるレストランで昼食を食べた。ペリメニ(ロシア風水餃子)、キエフ風カツレツ、野菜サラダ、ビール(500ml入りバルチカ3の缶ビール)、コーヒーをふたりで食べ1,800ルーブルだった。ペリメニはおいしかったが、キエフ風カツレツは揚げ過ぎで固くなっていた。
そろそろお土産を買わなくてはと思いながら、博物館の前を通るとお店の人が外で客引きをしていてつられて入り、白樺の木の皮で作ったお皿のようなものや小さな5個組のマトリョーシカを買った。さらにレーニン広場まで行きその近くのお土産屋さんでも購入。昼ごはんの時ビールを飲んだので、トイレに行きたくなり近くのスタジアムにある小さなカフェに入り飲み物を買って、トイレに行く。ロシア人もトイレ目的でお店に来ている人がたくさんいた。市場まで歩いていき、松の実(1キロ1700ルーブル=4250円)とリンゴ、チョコレートを買って路面電車に乗ってホテルまで戻った。路面電車は1回12ルーブル(30円)で、料金徴収係の人が乗っていて、新しいお客が乗ってくると料金を取りに来る。切符は日本のJRの車掌が持っているような機械でプリントアウトしてくれる。
9時ごろアンガラ川に夕日を見に行く。今日は天気も良く黄金色に輝く夕日がアンガラ川の水面を染めきれいだった。夕食はホテルのそばにあるレストランで野菜サラダ、ボルシチ、ハンバーグ、水(エビアン)を食べ2000ルーブル。妻が食べたボルシチは壺に入っていて、おいしかったとのこと。ハンバーグは小さなのが3個もあり、パンは頼まなくてもついていた。ビールを頼もうとしたら、外国のビールばかりで、ロシアのはないと言うので飲まなかった。