「日本人の知らない日本語4(海外編)」を読みました(8月8日)
ドイツ編には次のようなことが書かれていました。「投げれた」、「走れた」が正しいかどうかをチェックする方法。意向形に直して、「投げよう」、「走ろう」、語尾が「よう」になるなら「ら」は必要、「ろう」になるなら「ら」は不要。
つまり、投げる→投げよう→なげられた、走る→走ろう→走れた、座る→座ろう→座れた、
起きる→起きよう→起きられた。
イギリス編では漢字について「どうして親切って、親を切るなんですか」という質問があり、漢字のもともとの意味は、「親」=近しい人、「切」=ぴたりと合う(適切の薛もこの意味)からきものだと答えていました。
「鳥」から線を一本取ると「烏」になるのはどうしてですかという質問には、カラスは全身黒いので目がどこにあるのかわからないので、線が一本少ないのだと答えられてほっとしたという話がありました。
外国人が間違えて使った面白い日本語もいくつか紹介されていました。
「日本の入り口は何人(なにじん)ですか」→「日本の人口は何人ですか。」
「私は日本のエロドラマが好きです」→「私は日本のメロドラマが好きです」
「日本人の知らない日本語4(海外編)」 蛇蔵&海野凪子著 メディアファクトリー 2013年8月2日発行 950円+税