明日は衆議院議員選挙に行こう(10月21日)
20歳以上のすべての国民に選挙権が与えられたのは現在の憲法ができてから、つまり戦後なのです。かつて選挙権は25歳以上の高額納税者の男子にしかありませんでした。その後、1925年に国民の運動によって納税額の有無や多寡によらず、25歳以上のすべての男子に選挙権が認められるようになりました。
そして戦争に負け、戦後初めて女性も含めて20歳以上のすべての国民に選挙権が認められました。そして2015年6月に法改正により18歳以上のすべての男女に選挙権が認められるようになりました。
ところが投票率は2014年の前回の衆議院議員選挙では小選挙区で52.66%と戦後最低でした。折角の国民の権利を行使せずに、投票した人たちにお任せという人が半分近くもいます。自分たちの代表を選ぶ選挙です。ぜひすべての国民が投票に行ってほしいと思います。選ぶべき人がいないという声も聞きますが、自分の考えにより近い人に1票を投じてください。棄権は危険です。あなたが選んだわけでもない人が、あなたの権利をどんどん奪っていくかもしれません。