剣道の先生に町を案内してもらいました(1月21日)
アレクセイさんは、日本の古典を読むのが好きで、日本書紀や、古事記、平家物語などを翻訳で読んだといっていた。中でも平家物語が一番好きだそうだ。私も読んでいないものをロシア人が読んでいるということに驚いた。
山のすそを回っていくと、1月2日に連れて来てもらったスキー場に出た。今日はスキー場も混んでいて、リフト待ちの行列がかなり長かった(写真)。20分待ち位ではないだろうか。鉄のパイプを持ってお尻に丸い円盤を当てて引っ張ってもらうリフトなので、慣れない人で転んでいる人もいた(写真)。でもゲレンデはがらがら(写真)。スキーをするにもやはりスポーツウエアがないといけないと言うので市場に買いに行くことにした。なかなか小さいサイズのがなくて探したがやっと見つかり黒のナイキのウエア上下を1950ルーブルで買った。その後、ラーメンを食べるときのどんぶりを買おうとしたが店の人がいなくて、スーパーにもあるからというのでバスに乗ってスーパーに行ったが、丁度いい大きさのがなく、買わなかった。代わりに大学でお茶を飲むのにカップを一つ買った。そしてアレクセイさんが3ヶ月で日本語ができるという本を売っているといって本屋に連れて行ってくれたので、何かの参考になるかもしれないと思って225ルーブルのその本を買った。うちに帰ってきて読んでみたがひらがなが全然なくて、みんなロシア語とロシア文字を使った日本語で書かれていた。間違いもあったが、参考になるところもあった。この本で授業をすることはちょっと難しい。どちらかというと独習用の本だ。しかもあまり応用が利かない、パターン化された会話が中心だった。
この大きなスーパーは12月17日に隣のジェーニャと一緒に来たスーパーだった。いろいろなものがたくさんあって、日本のスーパーのように食料品から、日用品、衣料品、電気製品と何でもそろっている。お金さえあればかなりいいものが買える。でもここは昔、沼だったそうでそのうち傾くのではないかとアレクセイさんは言っていた。2階の喫茶店でコーヒーを飲んでブリヌイを食べた。国際電話をかけられるカードを買いに近くの郵便局へ行ったが、カードはなかった。でも日本までの電話のことを調べてくれて、1分30ルーブルだと教えてくれた。その後、スポーツ施設がたくさん並んでいる地区(今度剣道の選手権大会をやる会場やプール、スケート場もあった)を通って、アフタバグザールまでアレクセイさんが送ってくれた。寮に帰ったら丁度6時で、荷物を置いてすぐに食事に行った。今日はガーリャがいて、「晩御飯と朝ごはんに来なかったね」と言ったので、朝8時15分に出かけた日と、剣道の練習を見に行った日だと言った。また、暖かいのをつけてくれて(しかも山盛りで)、おまけにジャムパンを持ってきてくれた。今日の晩御飯はキャベツの煮物と巨大フランクフルトだった。