筆と墨で毛筆に挑戦(2月13日)
アリョーナはロシア語で書かれた日本語の教科書を使って授業をしていた。つまり学生たちは2冊の教科書をやっているわけだ。漢字の読み、書き順を書いて学生はノートに写す。その後ダツェンコに借りた筆と墨で毛筆に挑戦。最初に私が「夢」という漢字を書いて、あとは学生たちが自分の好きな漢字を書いた。「京」や「高」、「前」、「水」、「道」などの文字を書いたが、毛筆の使い方が良くわかっていないので、線が細くなり、止めやはねがうまくできていない。でも初めての毛筆だったので、こんなものかもしれない。
授業が終わってお昼を買いに近くの食料品スパーに行き、夜の分も買ってきた。サラダとパンとジュースを飲んでちょっと淋しい昼ごはん。その後、紙を買いに文房具屋へ。外へ出ると暖かい。屋根の雪がまた融けて雨垂れが落ちている。日曜日に買ってきた冷凍のいちごとさくらんぼが心配だ。紙はA4が500枚入りで110ルーブルだった。
大学に戻って、夜の授業の前にちょっと腹ごしらえで、パンを食べてジュースを飲んだ。9時まで授業なので、夕食を食べるのは9時半過ぎになってしまうので何か食べておかないと、お腹が空いてしまう。
第3回の市民日本語講座はまた見学者が来ていて、次回から来ると言うことで増えた。前半のグループは見学者も入れて10人、後半のグループは7人だった。ひらがなの「さ」から「と」を教え、その後今までに習ったひらがなを黒板に書かせたが、よく書ける人と書けない人の差が目立った。前回の時間の言い方の復習の後、「私はサーシャです」、「あなたはレーナさんですか」、「はい、私はレーナです」、「いいえ、私はレーナじゃありません」、「わたしはロシア人です」、「あなたは日本人ですか」「あの人はアーラさんですか」などの文を練習したが、まだひらがなを全部やっていないので、ロシア文字を使って読みも書かなければならず、大変でした。
授業が終わって寮に戻ると9時半過ぎ。サラダとケフィール、黒パンを食べて、冷凍のイチゴとさくらんぼを食べました。イチゴは大きいのでまだ凍っていましたが、さくらんぼは融けていました。イチゴは甘くて美味しかったけど、さくらんぼはすっぱかったです。