またまた大洪水(4月30日)
大学についてまずすることは今日の授業に使うコピー取り。それが終わると弁当を食べて腹ごしらえ。そして日本センターで授業。今日は2年生と1年生の授業。2年生はクシューシャの折り紙をやりたいというリクエストに応えて、後半の30分は折り紙をやった。鶴とツバメ、手裏剣を作ったがなかなか大変だった。アンナは上手に折れた。彼女は何かの花も折っていた。
1年生の授業はユーリャとクシューシャが欠席だった。病気だと言っていたが、病気なのはユーリャだけでクシューシャは帰りにスパルタークのバス停で偶然会ったら元気だった。授業を休んだことに何の後ろめたさもないようで、あっけらかんとして話しかけてきた。
1年生は今日から形容詞で、な形容詞と、い形容詞の述語用法の肯定形、疑問文、否定形、「とても」、「あまり」の副詞をやって終わった。否定形を教えていて、な形容詞は「暇ではありません」、い形容詞は「大きくないです」と教えて、「大きくありません」と直して、やっぱり「大きくないです」と自分でも混乱してしまいちょっと失敗でした。
授業が終わって、研究室のパソコンからインターネットにつなごうとしたが、やっぱりダメで、インターネットカフェに行くことにした。歩いていっていると途中に生ビールを売っている店を発見。今までなかったので最近できたのだろう。メニューが店の前に張り出してあったので写真を撮って、後で何なのかよく調べてみることにする。5-6人の男の人が並んでいたので飲んでみるのは次の楽しみにとっておくことにした。
インターネットカフェに行くと今日はたくさん空いていたので、一昨日の5番のパソコンはやめて4番にした。ちゃんとフラッシュメモリーを認識してくれて無事インターネットができた。メールを2通送って、ブログを5日分アップした。来ているメールはどうやっても見えないので、大学のインターネットが使えるようになってから見るしかない。15ルーブル(75円)でメールとブログが送れてありがたい。もちろん日本語は表示されないので頭の中の日本語画面を思い出しながら操作するしかない。気をよくして、帰りにビールでも飲もうかともう一度ビール屋の前を通ったが、やはり5-6人の男の人が並んでいたのでやめた。
スパルタークでクシューシャと会って少し話しているとすぐにバスが来た。湖の氷は少しずつ融け始めている。明日にでも写真を撮っておかないと来週には融けてしまいそうだ。宇宙飛行士学校に帰って部屋のドアを開け入り口にあるカーペットを踏むとグチュと水分を含んだ感じがした。よく見るとトイレのドアが開いていて、トイレは水浸しで、その水があふれて入り口のところまで来ていた。あわてて、ジェジュールナヤのところへ飛んで行った。どうもトイレのタンクのオーバーフロー菅から水が漏れていたような気がする。雑巾で水をふき取るともうどこからも漏れていない。キツネにつままれたような感じだ。またいつ洪水になるかと思うとちょっと気が気でない。いくらロシアの生活には慣れたといっても、これには参っている。
トイレの紙が補充されていたし、石鹸も補充してくれていたので、掃除のおばさんが来てどこかの水を流した時、漏れたのかもしれない。