「未来世療法」を読みました(2月25日)
わたしたちの魂は肉体から離れても生きており、また次の肉体を借りて生きるのです。そうして何度も生まれ変わり、時間や空間を自由に移動できない、他の人とも言葉や行為を通じてしか意思疎通できないという「不自由な世界」で愛と思いやり、共感を学ぶのです。1回の人生で学ぶことができなければ、また次の人生で同じ課題に直面します。そして何回も何回も転生を繰り返し、愛や思いやりを高めていくのです。
輪廻転生は仏教でも言われています。丹波哲郎の「大霊界」、飯田史彦の「生きがいの創造」など、人間は輪廻転生を繰り返して、より高いレベルに発展していくということを言っている人はたくさんいます。
生きていることが楽しくなる、死ぬことをむやみに恐れなくなる、そして今生きていることを、周りの人たちを大事にしようと思うようになる輪廻転生論です。
「未来世療法」 ブライアン・L・ワイス著 PHP研究所発行 1600円(税別)