「大人のためのスキマ時間勉強法」(3月23日)
この本の中で私が「なるほど」と思ったところを、いくつか紹介したいと思います。
1、生活に必要な時間(食べたり、飲んだり、トイレに行ったり、お風呂に入ったり)は削るべきではない。こういうところで時間を削ると、無理がたたって結局能率が低下することになる。削るべきは「ダラダラした時間」。見たいわけでもないのに、何時間もテレビを見ている時間。目的もなく何時間もインターネットでネットサーフィンしていたり、何時間もゲームしていたりする時間。あるひとつの動作から次の動作に移るまでの時間(何かしようと思っていても、なかなかそれに取りかかれない時間)。
2、優先順位を決めて無駄な時間を減らす
あれもやりたい、これもやりたいとやりたいことがいっぱいあっても、優先順位をつけて順番にこなしていくことが大切。
3、待ち合わせには絶対に早くいく
早く行って、約束の時間までのスキマ時間に本を読む。相手を待たせる心配をしないくてもいい。
4、疲れていることを前提に夜の計画を立てる。
帰宅後に3時間勉強しよう――能率が悪い。
ねむい時はさっさと寝て、次の朝早く起きてスッキリした気分で勉強したほうが効率的。朝型人間のわたしには、ぴったりです。
他にもスキマ時間をどのように使うかの具体例などが書かれてあり、時間に追われて忙しい人にはとても参考になる本です。
和田秀樹著 PHP文庫 495円(税別)