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2010年 01月 18日 ( 1 )


「キャピタリズム」を見てきました(1月18日)

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「ボウリング・フォー・コロンバイン」、「華氏911」、「シッコ」の監督、マイケル・ムーアの最新作「キャピタリズム」を伏見ミリオン座で見てきました。

今回のテーマはサブプライムローンと金融資本家たちを巡る問題。映画の最初のシーンは銀行に自宅を差し押さえられ、保安官が強制執行するところだ。銀行は自宅を担保に借金をさせ、その金でマネーゲームに誘い込む。ところがそのローンの利子は年々上昇するということが小さな字で書かれてある。そして、住宅価格が上がっているうちはよかったが、住宅価格が下がり始めるとローンの返済ができない家族は家を追い出され、ホームレス化していくことに。そしてこれらの差し押さえ住宅を安く買い叩き、商売にする者も出てくる。

一方でバンクオブアメリカやメリルリンチ、シティバンク、AIG、ゴールドマンサックスなどの巨大銀行は政府から巨額の融資を受け、役員に高額なボーナスを払っている。1パーセントの富裕層が95パーセントの貧困層を支配している。資本主義というのがどんなものか、この映画は現実を元にその本性を暴露した映画だ。

日本でもそのアメリカを真似、大企業が儲けるための障害になっているものを規制緩和と言って排除し、中間層をどんどん貧困層へ落とし込んでいる。

今回の100年に一度といわれる経済危機は、自然発生的におこったものではなく、大企業が暴利をむさぼるために、政治家を支配してなりふり構わぬ金儲けに走った結果引き起こされたものである。しかもその結果はいつも庶民に押し付けられ、家を奪われ、職を奪われることに。大企業は税金をたらふく食ってすぐに復活する。資本主義はもはや終焉の時を迎えている。それを現実のものにできるのは労働者であるということがこの映画でも紹介されていた。

今年最初のおすすめ映画である。

by irkutsk | 2010-01-18 17:02 | 映画 | Comments(0)
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