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2011年 08月 29日 ( 2 )


「日輪の遺産」を見てきました(8月29日)

d0021786_14105857.jpg伏見ミリオン座へ「日輪の遺産」を見に行きました。

終戦間際の1945年8月10日、真柴少佐(堺雅人)は阿南陸軍大臣ら軍トップに呼び出され、ある重大な密命を帯びる。山下将軍が奪取したマッカーサーの財宝(時価900億円、現在の貨幣価値に直すと200兆円)を秘密裏に陸軍工場へ移送し、隠匿せよというものだった。その財宝は敗戦を悟った阿南らが祖国復興のためにと希望を託した資金だった。

真柴少佐は会計が専門の小泉中尉(副詞誠治)、実戦経験が豊富な望月曹長(中村師童)と三人で勤労動員の女学生20人と教師(ユースケ・サンタマリア)を使って木箱に入った財宝を山に掘った洞窟の中に運び込む。箱には1個で戦車1台をやっつけられる新型爆弾が入っているから気をつけて運ぶようにと注意をする。少女たち20人と先生は4日間かけて駅の貨車からトラックで陸軍工場へ、そして洞窟の奥へと運ぶのだった。

真柴少佐への命令はその都度、封筒に入れられて届けられる。そして作業が終わったとき、最後の命令が届けられる。その封筒には命令書と共に青酸カリが入っていた。女学生と先生にそれを飲ませ、真柴ら3人以外は口封じをせよというものだった。真柴と小泉は話し合い、命令に対して申し立てをするには今日しかないと、8月14日真柴は陸軍省へ望月曹長の運転するトラックで出発したのだった。

ここまでは予想できたストーリーだったが、このあとの展開が意外な結末を引き起こすのだった。戦後、戦争の時の隠し財宝があるといううわさがまことしやかに語られることがあったが、これもあるいはその一つかもしれない。だが、そういうものがあって、日本が驚異的な復興を遂げたと考えるのもロマンがあるのかもしれない。

浅田次郎が何を思ってこの原作を書いたのかはよく分からないが、「日本人がゆるぎない信念を持ち困難を乗り越え、成長を遂げてきた」(映画チラシの文章より)と言うのは、いささか見当違いのような気がする。日本の成長の過程で、多くの犠牲者が出ていたことも忘れてはならないだろうし、「ゆるぎない信念」というのは何なのか。経済成長が人々に経済的ゆとりをもたらし、それが精神的なゆとりにもつながってきたのではなかったのだろうか。いままた、新たな貧困化が進行していく中、優しさや人を思いやる心を保ち、成長させていくことができるのだろうかと考えさせられました。

by irkutsk | 2011-08-29 13:53 | 映画 | Comments(0)

8月29日の放射線量(8月29日)

d0021786_850051.jpg8月29日午前8時12分の名古屋市千種区のわが家のベランダ(マンションの2階)での放射線量は0.13[μSv/h](マイクロシーベルト/時間)でした。気温は28℃、天気は晴れ。

by irkutsk | 2011-08-29 08:50 | 見たこと、聞いたこと | Comments(0)
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