2018年 04月 09日 ( 1 )

d0021786_937041.jpg名演小劇場へ「馬を放つ」を見に行きました。

中央アジアの美しい国、キルギス。妻、幼い息子と3人でつつましく暮らす男は、村人たちから“ケンタウロス”と呼ばれていた。そんなレニは誰にも打ち明けていない秘密があった。

豊かな大地を馬で駆け、自然の恵みを受けてきた遊牧民を祖先に持つキルギスの民。その地には、馬と人間を結び付け、村人たちを団結させてきた伝説が息づいていた。しかし、流れる時の中で失われつつある伝説を、ある理由から強く信じているケンタウロスは、人知れず厩舎に忍び込み、馬を盗んでは野に放っていた。次第に馬泥棒のゾンザイが問題になり、犯人を捕まえるために罠が仕掛けられるが…。現代を生きる我々が手に入れ、そして失ってしまったものとは何なのか。「馬を放つ」は、純粋なひとりの男の姿を通し、未来へ向けた普遍的メッセージを投げかけた。

ケンタウロスは50過ぎ、彼の妻は20代で聾者で、子どもがいつまでも話すようにならないのを心配している。彼にできるだけ子どもに話しかけるように頼む。彼も子どもと一緒に遊び3人仲睦まじく暮らしていた。

だが、ケンタウロスは未亡人がやっているマクシム売りの未亡人の露店によく通い、彼女が帰るときに荷物を持ってやり、うちまで送っていったりする。そんなことからケンタウロスは浮気をしていると周りの女たちは見て、彼の妻に告げ口する。信じられない妻はその女の家へ行こうとすると、なんと女の家からケンタウロスが出てくるのを見てしまう。

子どもを連れて妻は家を出てしまう。しかし、やがて帰ってくるのだが、その時には悲劇が待っていた。

時代の流れを受け入れられず、馬と人間との関係を大切にし、馬を名誉や権力のために使うことを許せなかったケンタウロス。そして彼自身も時代の犠牲者となったのだった。

「馬を放つ」 2017年キルギス・フランス・ドイツ・オランダ・日本合作 89分
監督:アクタン・アリム・クバト 出演:アクタン・アリム・クバト、ヌラリー・トゥルサンコジョフ、ザレマ・アサナリヴァほか
「馬を放つ」公式サイト
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by irkutsk | 2018-04-09 16:35 | 映画 | Comments(0)