カテゴリ:映画( 459 )

「リバーズエッジ」を見に行きました(2月19日)

d0021786_4543255.jpgミッドランドスクエアシネマへ「リバーズエッジ」を見に行きました。

1993年に雑誌「CUTiE」で連載されていた岡崎京子の同名漫画を、行定勲監督、二階堂ふみ、吉沢亮の出演で実写映画化された作品。

女子高生の若草ハルナは元恋人の観音崎にいじめられている同級生・山田一郎を助けたことをきっかけに、一郎からある秘密を打ち明けられる。それは河原に放置された人間の死体の存在だった。山田が見つけたときはまだ肉がついていたというが、ハルナが見せられたときはすでにミイラ化していた。彼はこの死体を見ると落ち着くのだという。ハルナの後輩で過食しては吐く行為を繰り返すモデルの吉川こずえも、この死体を愛していた。

一方通行の好意を一郎に寄せる田島カンナ、売春をし、誰の子どもかわからに子を妊娠する小山ルミ、その姉は過食で、引きこもりで、異常に太っていて、漫画を描き続けている。

一郎はホモで田島カンナには関心がない。彼が思いを寄せるのは1学年上のスポーツが得意な男子生徒。一郎は彼を見ているだけでいいんだとハルナに話す。

ハルナと一郎が付き合っていると思い込んだ田島カンナはハルナの家に火をつける。そして自分も誤って転落して死んでしまう。

ただ誰とでもやりたいだけの観音崎。

映画の途中で登場人物一人一人にインタビューが行われ、彼らの家族のことや生い立ち、自分の生き方などを語らせる。

なかなか奥の深い映画だった。

「リバーズエッジ」 2018年日本 118分 監督:行定勲 出演:二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨ほか

「リバーズエッジ」 公式サイト
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by irkutsk | 2018-02-19 11:50 | 映画 | Comments(0)

「南瓜とマヨネーズ」を見に行きました(2月18日)

d0021786_4501052.jpgキノシタホールへ「南瓜とマヨネーズ」を見に行きました。

漫画家・魚喃キリコの代表作「南瓜とマヨネーズ」を実写映画化したもの。

ライブハウスで働くツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)がミュージシャンになる夢をかなえるため、内緒でキャバクラで働きながら生活を支えていた。一方で、自分が抜けたバンドがレコード会社と契約し、代わりにグラビアアイドルをボーカルに迎えたことに複雑な思いを抱え、スランプに陥っていたせいいちは、仕事もせず、毎日ダラダラとした生活を送っていた。そんなときツチダは店に来た客・安原(光石研)からもっと稼げる仕事があると愛人契約を持ちかけられる。

ある晩、隠していた愛人からのお金が見つかってしまい、ツチダがその男と体の関係を持っていることを知ったせいいちは働きに出るようになる。そしてツチダが以前のようにライブハウスだけで働き始めた矢先、今でも忘れられない過去の恋人ハギオ(オダギリジョー)が現れる。蓋をしていた当時の思いが蘇り、過去にしがみつくようにハギオとの関係にのめり込んでいく。

せいいちにしても、ツチダにしても、ハギオにしてもひどい人間たちばかりだという印象を持った映画だった。せいいちは自分が抜けたバンドがレコード会社と契約したことに嫉妬し、ツチダは金を稼ぐために安易に愛人契約を結ぶし、ハギオはツチダの気持ちをもてあそぶいい加減な奴だし。

「南瓜とマヨネーズ」 2017年日本 93分 監督:冨永昌敬 出演:臼田あさ美、太賀、
浅香航大、若葉竜也、大友律ほか
「南瓜とマヨネーズ」公式サイト

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by irkutsk | 2018-02-18 17:47 | 映画 | Comments(0)

「The Promise 君への誓い」を見に行きました(2月12日)

d0021786_5512155.jpgセンチュリーシネマへ「The Promise 君への誓い」を見に行きました。

1914年第一次世界大戦がはじまる前夜のオスマン・トルコ帝国が舞台。オスマントルコの小さな村・シルーンの薬剤師のうちに生まれたアルメニア人青年・ミカエルは、イスタンブールへ行って医学を学びたいという。彼の家にはそんなお金はなく、婚約者マラルの持参金(金貨400枚)をもらって、コンスタンチノープルへ。コンスタンチノープルでは父の従弟・メスロブの家に住み、医科大学へ通った。

大学で知り合ったトルコの大物政治家の息子・エムレやメスロブの娘たちの家庭教師・アナと友人になる。パリから帰国したばかりというアナにあこがれを抱くミカエルだったが、アナにはアメリカ人ジャーナリスト・クリスという恋人がいた。

第一次世界大戦が始まり、トルコも参戦。ミカエルにも徴兵の招集がかかるり、ミカエルは医学生だから徴兵免除をと申請するが、受け付けてもらえず困っていると、エムレがやってきて役人に賄賂をつかませ、彼を救ってくれた。

戦意高揚とともに国内ではトルコの民族主義が高まり、アルメニア人への差別と弾圧が横行し始めた。トルコ中部を取材に訪れたクリスは軍によって住処を追われ砂漠を歩かされているアルメニア人の行列集団を目撃する。抵抗したものは容赦なく殺され、さらし者にされる。

一方ミカエルとアナは、アルメニア人を狙う暴徒と遭遇。ミカエルも襲われて怪我を負い、アナと一緒に近くのホテルに避難する。同じ部屋で過ごした二人はその晩に結ばれる。

翌日、メスロブのうちに戻ると、メスロブがいわれのない反逆罪で逮捕されていた。ミカエルはエムレに助けを求め、刑務所に行くが、逆に彼は拘束され、強制労働の現場に送られる。

何とかそこから逃げ出したミカエルは自分の村シルーンに戻る。母親はすぐにでもマラルと結婚して山の上に小屋に隠れているようにと言い、翌日結婚式を挙げる。しばらく山の上の小屋での平穏な生活が続き、マラルはミカエルの子を身ごもった。

その頃、アナとクリスはメスロブの妻と子供たちを連れてシルーンのミカエルのうちにやって来る。母親はミカエルは死んだとアナに告げる。アナとクリスはアルメニア人の孤児たちを国外へ逃がす教会の仕事を手伝っていた。だがトルコ軍の魔の手はシルーンやアナたちのもとへもやって来る。

150万人のアルメニア人が虐殺された事件をトルコ政府は今も認めていない。どうしてこんな悲惨な事件が起こるのか。自分たちに抵抗できない弱い者を力で抹殺しようとする。日本も植民地とした韓国、台湾、中国で多くの人々を虐殺してきた。ドイツ人はユダヤ人を虐殺してきた。

自国第一、自分の国はすばらしいという意識の裏返しとして、他国(しかも弱い立場の民族の)はどうしようもない厄介者だ。だから殺してしまえという論理だ。そこには様々な価値観、考え方、政治的意見、生き方があることを認め、共存していこうという姿勢はない。他の意見を認めない、力や数で反対派の意見を抹殺し、自分達の思い通りにすべてを決め、強行していく。今の日本の政府・自民党に同じようなものを感じるのは私だけだろうか。

「みんなと同じ」がいいことで、「みんなと違う」のは悪いことという意識が国民の中に植え付けられ、常に「みんな」の側に身を置いておこうとする。だが、その結果生きづらくなり、心身に支障をきたし、あるいは自ら命を絶ってしまうこともある。100年以上前のアルメニアの話だったが、現代の日本に生きる私たちにとっても考えさせられる映画だった。

「The Promise 君への誓い」 2016年スペイン・アメリカ合作 134分 監督:テリー・ジョージ 出演:オスカー・アイザック、シャルロット・ルボン、クリスチャン・ベール、アンジェラ・サラフィアン、ジェームズ・クロムウェルほか

「The Promise 君への誓い」公式サイト
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by irkutsk | 2018-02-12 17:50 | 映画 | Comments(0)

「不思議なクニの憲法2018」を見に行きました(2月5日)

d0021786_15121151.jpg名演小劇場へ「不思議なクニの憲法2018」を見に行きました。

憲法改正が叫ばれている昨今、いったい誰が、何のために、憲法のどこを、どういう風に変えようとしているのかを考えさせてくれるいい映画でした。ドキュメンタリー映画ですが、インタビュー受けている人たちがそうそうたるメンバーです。

出演者は瀬戸内寂聴、孫崎享、長谷部恭男、伊勢崎賢治、三浦陽一、赤松良子、船田元、伊藤真、井上達夫カレル・ヴァン・ウォルフレン、樫十萌子、元山仁士郎、水野スウ、原田謙介、斎藤優里彩、日比野和真、太田啓子、辻仁美、上原聖子、高塚愛鳥、小原美由紀、安積遊歩、安積宇宙、月股美子、月股可菜子、小林照子、永井鞠子、松本侑壬子、宮崎絢子、竹下景子(ナレーション)

憲法は確かにアメリカに押し付けられた憲法です。当時の情勢では日本を徹底的に武装解除し、二度と戦争をしないように、一切の戦力を持たせない。もちろん自衛のための戦力も持たせない。安全は国連に任せるという内容でした。ところが朝鮮戦争が始まり、在日米軍は朝鮮へ送り込まれ、在日米軍がいないあいだに左翼が権力を握ると困るというアメリカの意向の下、警察予備隊が作られました。そしてその時から9条はその条文と現実の間に齟齬をきたすようになりました。

憲法は9条だけではありません。国民の基本的人権を非常事態条項を作ることによって、制限しようとする動きや、男女差別、マイノリティへの差別などなど、日本国憲法は人類の理想であり、それを実現するためには国民は不断の努力をしなければならないと書かれています。現実に合わせるために、憲法改正するというのは本末転倒です。

「マガジン9」に松井久子さんがこの映画を作ろうと思ったきっかけや、インタビューする人の人選、この映画にどんな思いを込めたのかなどを述べています。ぜひご覧ください。


「不思議なクニの憲法2018」 2016年日本 122分 監督:松井久子
「不思議なクニの憲法2018」公式サイト
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by irkutsk | 2018-02-05 17:10 | 映画 | Comments(0)

「ロング,ロングバケーション」を見に行きました(1月29日)

d0021786_20325284.jpg伏見ミリオン座へ「ロング,ロングバケーション」を見に行きました。

アルツハイマーが進行中の元教授のジョンと、末期がんに侵されている妻のエラ。夫婦生活は半世紀を迎え、子どもたちも巣立ったことで人生の責任も果たしきり、夫婦水入らずの自分たちだけの時間を過ごすことができるようになった。ジョンが敬愛するヘミングウェイが暮らした家のあるキーウエストを目指し、愛車のキャンピングカーで旅に出た2人は、毎晩思い出のスライド写真でこれまでの人生を振り返りながら、ひたすら南を目指して進んでいく。

彼らには娘と息子がいたが、娘は嫁ぎ、もう孫が二人いる。息子は両親と一緒に住んでいる。子どもたちに迷惑をかけたくないという思いから、末期がんのエラはジョンが行きたがっていたヘミングウェイの家があるキーウエストを目指す。途中、強盗に襲われたり、ガソリンスタンドでジョンに置いてきぼりにされたり、ヘミングウェイの家でエラが倒れ、救急車で運ばれたりと様々なハプニングに襲われながらも、時々正常な状態になるまだらボケ状態のジョンと余命いくばくもないエラの珍道中は続く。

だが最後には悲しい結末が待っていた。どうしてエラはこういう悲しい人生の終わり方をしたのか理解できなかった。親子とは何かを考えさせられる映画でした。親は子どもを育てるというすばらしい体験を子どもにもらった。それはお返しなどを期待してではなく、まさに無償の愛で育て、子どもからはその都度笑顔ややさしさなど十分な幸せを受け取っている。

「ロング,ロングバケーション」 2017年イタリア 112分 監督:パオロ・ビルツィ 出演:ヘレン・ミレン、ドナルド・サザーランド、ジャネルモロニー、クリスチャン・マッケイ、ダナ・アイビほか
「ロング,ロングバケーション」公式サイト
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by irkutsk | 2018-01-29 17:31 | 映画 | Comments(0)

「ジオストーム」を見に行きました(1月27日)

d0021786_11412868.jpgミッドランドスクエアシネマへ「ジオストーム」を見に行きました。

2019年、災害が地球を襲い、18ヶ国は結束し、地球を周遊する国際気候宇宙ステーション(ICSS)により、自然災害から防衛するシステム「ダッチボーイ」を使用し始めた。全世界の天候は精巧なシステムで完璧に管理され、人類は永遠の自然との調和を手に入れたかに思えた。

ところが、ある日突然、衛星が暴走を始めた。リオデジャネイロが寒波に、香港が地割れに、ドバイでは大洪水が、そして東京では直径50センチもある雹が降ってきた。この星をすべて破壊しつくさんばかりの、想像を絶する空前絶後の巨大災害が次々と勃発。なぜ? 一体地球はどうなるのか!

この地球滅亡の危機を受け、衛星の生みの親である科学者・ジェイクは、仲間の待つ宇宙ステーションへと飛び立っていく。

ウィルスは、ICSS全体に影響を及ぼしていた。すると、ICSSは自己破壊プログラムを作動させる。ジェイクは、「ダッチボーイ」が地球を破壊する可能性があった場合、自己破壊するようにプログラムしていたのだった。

ジェイクは、ICSSのメンバーであるダンカンがスパイであると気付き、立ち向かう。乗組員が避難する中、ジェイクは再起動を確実にするため、留まることに決める。
ジェイクの弟・マックスとその恋人・サラは、大統領をNASA施設へと護衛する。ジオストームを止めることはできるが、ICSSの破壊は止めることができないと判明する。ジェイクは、衛星に逃げ込み、爆発するICSSからなんとか逃げ延びることに成功したのだった。
そして近くを飛んでいたシャトルに救出されるのだが、そのシャトルの乗組員はメキシコ人だった。
何となく反トランプ色が濃い映画だった。結局は人間の悪意がとんでもない事態を引き起こすことになり、最悪の事態は避けられたが、これだけの巨大システムを運営できるほど人間はまだ成長していないのだと思わせられた。

「ジオストーム」 2017年アメリカ 109分 監督:ディーン・デブリン 出演:ジェラルド・バトラー、ジム・スタージェス、アビー・コーニッシュ、アレクサンドラ・マリア・ララほか
「ジオストーム」公式サイト
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by irkutsk | 2018-01-27 17:40 | 映画 | Comments(0)

「ロスト・イン・パリ」を見に行きました(1月26日)

d0021786_20493496.jpgキノシタホールへ「ロスト・イン・パリ」を見に行きました。

雪に包まれたカナダのちいさな村の図書館司書をしているフィオナ(フィオナ・ゴードン)。彼女が子供のころおばさんはこの町を出てパリへ行く。そして彼女のもとへパリから1通の手紙が届く。ゴミ箱に落ちていた手紙を拾った人がさらに封筒に入れて送ってくれたものだった。パリで一人暮らしをしているマーサ(エマニュエル・リヴァ)は88歳だが、一人でアパートに住んでいる。最近老人ホームに入れられようとしているので、助けてくれという内容だった。

臆病者のフィオナだったが、勇気を振り絞って旅に出る決意をする。パリに着いた彼女はおばさんの住むアパートにつきベルを押すが、おばさんはいない。仕方なくセーヌ川付近をさまようフィオナは、エッフェル塔を背景に写真をとってもらおうとジョギング途中の男に携帯を渡して頼む。ところが誤って橋から落ちてしまい、大きなバックパックは川に流されてしまう。ケータイは写真を頼んだジョギング中の男が持ったまま。

一方、セーヌ川の河畔に住むホームレス・ドム(ドミニク・アベル)は、川辺に流れ着いたバックパックを拾い、中に入っていたお金をくすね、レストランへ。たまたまそこで食事をしていたフィオナをダンスに誘い、いい雰囲気になるが、彼が彼女のバッグを持っているので彼女のバックパックをねこばばしたのに気づいた。バックパックを取り戻したフィオナは、なぜかフィオナに恋したドムにつきまとわれながらマーサの捜索を続ける。ところがマーサは2日前に亡くなってしまったという。信じられない気持ちでマーサの葬儀に参加するが、遺影の写真は別人のようで…。

果たしてフィオナはおばのマーサに会えるのか。

とても面白く、生きることを楽しむ老人たちの生きざまがすばらしかった。

今日は貸し切り状態で、私ひとりのために上映してくれました。

「ロスト・イン・パリ」 2016年フランス・ベルギー合作 83分 監督:ドミニク・アベル、フィオナ・ゴードン 出演:フィオナ・ゴードン、ドミニク・アベル、エマニュエル・リバ、ピエール・リシャル、フィリップ・マルツほか
「ロスト・イン・パリ」公式サイト

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by irkutsk | 2018-01-26 17:48 | 映画 | Comments(0)

「ガーディアンズ」を見に行きました(1月21日)

d0021786_691492.jpgミッドランドスクエアシネマ2へ「ガーディアンズ」を見に行きました。

初めてミッドランドスクエアシネマ2へ行きました。映画は100人ぐらいしか入れないスクリーン12で上映されましたが、音が大きすぎて、本編上映前のCMだけかと思っていたらずっと大きな音でした。あの広さにしては大きすぎる音でした。

冷戦下のソヴィエトで、違法な遺伝子操作により特殊能力を持つ兵士を生み出す“パトリオット計画”が進行し、超人部隊が生み出されようとしていた。だが、めいせいをわがものにしようとする組織の科学者クラトフの裏切りにより、研究所は爆破され、超人たちも姿を消してしまう。

50年後、自らも強大な力を持つ超人となったクラトフがロシアを崩壊させようとした時、パトリオットは世を捨てて生きるかつての超人たちを見つけ出し、国家の危機を防ごうとする。集められたアルスス、レア、ハン、クセニアら4人の超人たち。彼らは失ったアイデンティティを取り戻すため、クラトフを倒すことを決意する、結成されたチームの名は”ガーディアンズ“。彼らこそ、最後の希望――。

ロシア版X-MENとの触れ込みだが、確かに今までのロシア映画にはない特撮を駆使した映画で、見ていてもハラハラ、ドキドキのおもしろいSF映画だったが、いまいちの映画だった。ストーリー展開にもう一工夫欲しいところだ。

映画のエンドロールの途中で、続編が作られるという意味を込めた短い映像が流された。続編に期待したい。

「ガーディアンズ」 2017年ロシア 89分 監督:サリク・アンドレアシン 出演:アントン・パンプシニ、サンザール・マディエフ、セバスチャン・シサク、アリーナ・ラニナ、スタニスラフ・シリンほか

「ガーディアンズ」公式サイト
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by irkutsk | 2018-01-21 17:06 | 映画 | Comments(0)

「ラ・ラ・ランド」を見に行きました(1月15日)

d0021786_2234833.jpg三越映画劇場へ「ラ・ラ・ランド」を見に来ました。三越星が丘店の9階にある小さな映画館です。13時30分からの回を見に、1時過ぎに行ったのですが整理券を渡され、51番でした。この映画館は以前一度見に行ったことがありますが、前の人の頭で字幕が一部隠れてしまうことが欠点です。何とかしてほしいものです。

ハリウッド女優を夢見て、ハリウッド近くの喫茶店でバイトをしながらオーディションを受ける毎日のミア(エマ・ストーン)。あるオーディションの日。バイトを早上がりして急いでいた彼女はコーヒーを持ったお客とぶつかり、シャツはコーヒーで汚れてしまった。それをジャケットで隠しながらオーディションを受けたが、簡単に落選。

一方セバスチャン(ライアン・ゴズリング)は帰宅する途中、好きだったジャズクラブが閉店しているのを見かける。

ミアは女優を目指す3人のルームメイトとともにハリウッドのパーティに出かけるが、パーティ会場では得られるものもなく、一人むなしく帰ろうとするが、車は駐車違反でレッカー移動させられていた。歩いて帰る途中、ピアノの音色に誘われてジャズバーに入る。そこでピアニストとして演奏しているセバスチャンと出会う。セバスチャンは支配人にクリスマスソングを演奏するようにと言われていたが、衝動的に自分の曲を弾いてしまい、その店を首になる。

春になり、あるプールパーティで再びセバスチャンとミアは出会う。お互いに自己紹介し、二人で夜景の見える駐車場で歌と踊りを楽しんだ。

やがて二人はお互いにひかれあい、それぞれの夢に向かって努力する一方、二人でジャズクラブをやろうということになる。その店の名前をめぐって楽しい会話が続く。

そんな二人に変化が訪れたのは、セバスチャンの以前のバンド仲間・キースから新しいバンドの仲間にならないかという誘いからだった。キースのバンドはセバスチャンの目指す古き良きジャズとは異なっていたが、稼ぐためにと割り切っていた。

ミアはオーディションに落ち続けていたが、一人芝居の脚本を書き、一人で演じる準備をしていた。キースのバンドは大成功をおさめ、ツアーに明け暮れる日々だった。セバスチャンはミアに一緒に来てくれと頼むが、2週間後に一人芝居の舞台を控えたミアは断る。

そして5年後。ミアはハリウッドの女優として成功していた。セバスチャンではなくデイビッドという別の男と結婚し、子どもも生まれていた。

一方セバスチャンは自分自身の夢だったジャズバーを開いていた。ミアは夫と二人でハリウッドのイベントに出かけ、その帰り道、ひどい渋滞に合い、高速道路を降りて夕食を取り、車に乗り込もうとすると、ジャズが聞こえてきた。「SEB‘S」という店で、そこではセバスチャンがこれからピアノを演奏するところだった。ミアに気づいたセバスチャンは、二人の思い出の曲「CITY OF STARS」を演奏し、二人は、もしあの時、別れていなかったら、今頃どうなっていただろうかと空想するのだった。

ミアは夫とバーを出て行ったが、それを見送るセバスチャンの寂しそうな表情が印象的だった。

「ラ・ラ・ランド」 2016年アメリカ 128分 監督:デイミアン・チャゼル 出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、キャリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローゼンバーグ、ソノヤ・ミズノほか

「ラ・ラ・ランド」公式サイト
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by irkutsk | 2018-01-15 22:02 | 映画 | Comments(0)

「否定と肯定」を見に行きました(12月26日)

d0021786_17295476.jpg伏見ミリオン座へ「否定と肯定」を見に行きました。

アメリカの大学で教鞭をとるユダヤ系女性歴史学者デボラ・E・リップシュタットが、「ホロコーストはなかった」と主張するイギリス人著実家デイヴィッド・アーヴィングから1996年に起こされた実際の裁判を中心に描いたものだ。

ユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リップシュタットは、イギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングが訴える大量虐殺はなかったとする“ホロコースト否定論”を看過できず、著書で真っ向から対立する主張を繰り広げていた。しかし、アーヴィングは、名誉毀損でリップシュタットを提訴、異例の法廷対決が始まった。この裁判は、開始時から欧米でセンセーショナルに報道され、判決の行方は、ユダヤ人だけでなく、世界の知識層や学者などからも注目された。
裁判の行方を混沌とさせたのは、アーヴィングが提訴した先が、英国の王立裁判所という点だった。英国の司法制度は、訴える側ではなく、訴えられた側に立証する責任がある。それゆえ、訴えられたリップシュタットは、裁判でアーヴィングが唱える“ホロコースト否定論”を崩す必要があった。
このため、彼女のために、英国人による大弁護団が組織された。アーヴィングの日記を調べ上げ、アウシュビッツの現地調査も行い、歴史の真実を確認する作業が繰り広げられる。
その一方で、同時に、弁護団はリップシュタットに対し「法廷では発言しないように」と要請した。しかも、ユダヤ人の生き証人が法廷で証言することも拒否した。
リップシュタットは、アメリカの法廷での戦い方との違いに戸惑い、反発する。しかし、裁判が進むにつれて、弁護団の戦術の深さと巧みさを知る。さらには弁護団の人柄に引き込まれ、この裁判には何としても勝たねばならないという使命感が湧いてくる。
ナチスによる大量虐殺はあったのか、なかったのか。世界中のマスコミが注目するなか、歴史の真実を争う裁判は判決の日を迎えた。

最近の日本のネット右翼や、河村名古屋市長の「南京大虐殺はなかった」発言など、歴史的真実を否定しようとする人たちは後を絶たない。自分たちに都合のよくないものは否定したいのだろう。そういう勢力が権力を持っていないうちはまだいいが、彼らが権力を握り、歴史的真実を語る人々を弾圧し、ゆがめられた歴史や、特定の考えに基づくものの見方を国民に強制するような事態になれば、かつての日本のようになる恐ろしさを感じた映画だった。

白を黒と言いくるめ、誰が見ても黒なのに白と言い張り、白にしてしまう。今の日本の政治に危うさを感じる。

「否定と肯定」 2016年イギリス・アメリカ 110分 監督:ミック・ジャクソン 出演:レイチェル・ワイズ、トム・ウィルキンソン、ティモシー・スポールほか
「否定と肯定」公式サイト
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by irkutsk | 2017-12-26 17:30 | 映画 | Comments(0)


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