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「リバーズエッジ」を見に行きました(2月19日)

d0021786_4543255.jpgミッドランドスクエアシネマへ「リバーズエッジ」を見に行きました。

1993年に雑誌「CUTiE」で連載されていた岡崎京子の同名漫画を、行定勲監督、二階堂ふみ、吉沢亮の出演で実写映画化された作品。

女子高生の若草ハルナは元恋人の観音崎にいじめられている同級生・山田一郎を助けたことをきっかけに、一郎からある秘密を打ち明けられる。それは河原に放置された人間の死体の存在だった。山田が見つけたときはまだ肉がついていたというが、ハルナが見せられたときはすでにミイラ化していた。彼はこの死体を見ると落ち着くのだという。ハルナの後輩で過食しては吐く行為を繰り返すモデルの吉川こずえも、この死体を愛していた。

一方通行の好意を一郎に寄せる田島カンナ、売春をし、誰の子どもかわからに子を妊娠する小山ルミ、その姉は過食で、引きこもりで、異常に太っていて、漫画を描き続けている。

一郎はホモで田島カンナには関心がない。彼が思いを寄せるのは1学年上のスポーツが得意な男子生徒。一郎は彼を見ているだけでいいんだとハルナに話す。

ハルナと一郎が付き合っていると思い込んだ田島カンナはハルナの家に火をつける。そして自分も誤って転落して死んでしまう。

ただ誰とでもやりたいだけの観音崎。

映画の途中で登場人物一人一人にインタビューが行われ、彼らの家族のことや生い立ち、自分の生き方などを語らせる。

なかなか奥の深い映画だった。

「リバーズエッジ」 2018年日本 118分 監督:行定勲 出演:二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨ほか

「リバーズエッジ」 公式サイト
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by irkutsk | 2018-02-19 11:50 | 映画 | Comments(0)

「南瓜とマヨネーズ」を見に行きました(2月18日)

d0021786_4501052.jpgキノシタホールへ「南瓜とマヨネーズ」を見に行きました。

漫画家・魚喃キリコの代表作「南瓜とマヨネーズ」を実写映画化したもの。

ライブハウスで働くツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)がミュージシャンになる夢をかなえるため、内緒でキャバクラで働きながら生活を支えていた。一方で、自分が抜けたバンドがレコード会社と契約し、代わりにグラビアアイドルをボーカルに迎えたことに複雑な思いを抱え、スランプに陥っていたせいいちは、仕事もせず、毎日ダラダラとした生活を送っていた。そんなときツチダは店に来た客・安原(光石研)からもっと稼げる仕事があると愛人契約を持ちかけられる。

ある晩、隠していた愛人からのお金が見つかってしまい、ツチダがその男と体の関係を持っていることを知ったせいいちは働きに出るようになる。そしてツチダが以前のようにライブハウスだけで働き始めた矢先、今でも忘れられない過去の恋人ハギオ(オダギリジョー)が現れる。蓋をしていた当時の思いが蘇り、過去にしがみつくようにハギオとの関係にのめり込んでいく。

せいいちにしても、ツチダにしても、ハギオにしてもひどい人間たちばかりだという印象を持った映画だった。せいいちは自分が抜けたバンドがレコード会社と契約したことに嫉妬し、ツチダは金を稼ぐために安易に愛人契約を結ぶし、ハギオはツチダの気持ちをもてあそぶいい加減な奴だし。

「南瓜とマヨネーズ」 2017年日本 93分 監督:冨永昌敬 出演:臼田あさ美、太賀、
浅香航大、若葉竜也、大友律ほか
「南瓜とマヨネーズ」公式サイト

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by irkutsk | 2018-02-18 17:47 | 映画 | Comments(0)

「ふたご」を読みました(2月16日)

d0021786_8342578.jpg大人気バンド「SEKAI NO OWARI」のピアノ担当の紅一点、Saoriが初めて執筆した小説。
月島と「ふたご」になりたかった夏子。そしてそのためにどれだけ苦しんだことか。夏子は「ふたご」をどのようなものと思っていたのか。

小説は2部構成になっていて、1部は中学生の夏子と月島の話から始まる。一緒にDVDを借りに行ったり、いろんなことを素直に話したりする関係だった。例えば夏子が学校の先生に「スカートが短すぎます」と言われ、夏子は「どうしてスカートを短くしちゃいけないんですか」と聞いたら、先生は「ルールだから」と言ったという。ルールだからというのは説明になっていない。「じゃあどうしてルールは守らなければならないと思う?」と月島が夏子に聞く。夏子は考え、「法律だってルールでしょう。法律がなかったら世界は野蛮になって、怖くて外に出られなくなる」と答える。「でもスカートを短くしちゃいけないっていうルールはどうして守る必要があるんだろうね」と付け加える。月島は「俺が思うのは、大人の言ったことを、揚げ足取りみたいに考えても何にもならないってこと。それは結局言葉遊びに過ぎないと思う。でも本当に重要なのはルールの意味じゃないんだと思う」と答える。「ルールを守ることが必要なんだ。ルールの意味が重要なんじゃない。ルールを守ることに意味があるんだ。学校ではそれを学べってことだろう」と答える。

月島と夏子は1つ違い。月島が中学を卒業し、夏子は中学3年生になった。月島は高校に入ったが、夏子が高校生活について聞くと「つまらない」という。学校にもほとんど行っていない。「みんなが乗ってる列車に乗れない人生は非難される。ただ頑張る。理由もなく頑張るってことができない」と言う。

そんな月島は高校をやめてしまい、夏子が高校生になったとき、突然アメリカに行くことになったという。まず、アメリカンスクールに通って、来年の夏にアメリカへ行くと。父親に「留学とかしてみたらどうだ」と勧められ決めたというが、積極的に行きたいわけでもない。そして1年後、月島家の家族と夏子は留学する月島を送っていきがてら、一緒にアメリカへ行った。

一人きりになった月島から日本の夏子に電話がかかってきた。「大丈夫じゃない」という。そして「帰りたい」と。ある日、月島は公衆電話から夏子に電話をかけていた時、突然倒れた。パニック障害ということだった。結局月島は帰ってくることになった。

帰国した月島が夏子の家を訪ねてきたが、弟は「月島君の話し方、ちょっと普通じゃなかったよ」と言った。月島の精神状態は普通ではなく、除湿器を蹴飛ばし、月島は苦しそうな顔で息をし始めた。そして最後には夏子を押し倒し、血走った目で、夏子に馬乗りになって、首筋にカッターナイフを当てていた。

月島は精神病院に入院することになり、夏子は大阪のおばの家へ行った。やがて月島は退院し、また夏子とも会うようになった。第一部の最後には次のように書かれていた。「自分たちは双子のように、すべてを共有することなんて出来ないと分かるまでに、何年費やしたのだろう。どうしてこんなに苦しまなければならなかったんだろう。もしわたしたちが本当にふたごだったら、こんなに苦しむこともなかったはずだ」

第二部は月島がバンドをやりたいと言って、工場跡の地下室を借り、メンバーを集め、地下室を改装し、メンバーとのいざこざがあり、夏子はかなりボロボロになって、それでも月島の要求に付き合い自分を追い詰めていくという、読んでいても辛くなるような内容だ。結局「SEKAI NO OWARI」として成功するんだけど……。

夏子の我慢強さが貫かれている内容だった。同じストーリーを月島の側から見るとどう見えているのだろうと興味がわいた。

「ふたご」 藤崎彩織著 文芸春秋 2017年10月30日発行 1450円+税
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by irkutsk | 2018-02-16 05:32 | | Comments(0)

「The Promise 君への誓い」を見に行きました(2月12日)

d0021786_5512155.jpgセンチュリーシネマへ「The Promise 君への誓い」を見に行きました。

1914年第一次世界大戦がはじまる前夜のオスマン・トルコ帝国が舞台。オスマントルコの小さな村・シルーンの薬剤師のうちに生まれたアルメニア人青年・ミカエルは、イスタンブールへ行って医学を学びたいという。彼の家にはそんなお金はなく、婚約者マラルの持参金(金貨400枚)をもらって、コンスタンチノープルへ。コンスタンチノープルでは父の従弟・メスロブの家に住み、医科大学へ通った。

大学で知り合ったトルコの大物政治家の息子・エムレやメスロブの娘たちの家庭教師・アナと友人になる。パリから帰国したばかりというアナにあこがれを抱くミカエルだったが、アナにはアメリカ人ジャーナリスト・クリスという恋人がいた。

第一次世界大戦が始まり、トルコも参戦。ミカエルにも徴兵の招集がかかるり、ミカエルは医学生だから徴兵免除をと申請するが、受け付けてもらえず困っていると、エムレがやってきて役人に賄賂をつかませ、彼を救ってくれた。

戦意高揚とともに国内ではトルコの民族主義が高まり、アルメニア人への差別と弾圧が横行し始めた。トルコ中部を取材に訪れたクリスは軍によって住処を追われ砂漠を歩かされているアルメニア人の行列集団を目撃する。抵抗したものは容赦なく殺され、さらし者にされる。

一方ミカエルとアナは、アルメニア人を狙う暴徒と遭遇。ミカエルも襲われて怪我を負い、アナと一緒に近くのホテルに避難する。同じ部屋で過ごした二人はその晩に結ばれる。

翌日、メスロブのうちに戻ると、メスロブがいわれのない反逆罪で逮捕されていた。ミカエルはエムレに助けを求め、刑務所に行くが、逆に彼は拘束され、強制労働の現場に送られる。

何とかそこから逃げ出したミカエルは自分の村シルーンに戻る。母親はすぐにでもマラルと結婚して山の上に小屋に隠れているようにと言い、翌日結婚式を挙げる。しばらく山の上の小屋での平穏な生活が続き、マラルはミカエルの子を身ごもった。

その頃、アナとクリスはメスロブの妻と子供たちを連れてシルーンのミカエルのうちにやって来る。母親はミカエルは死んだとアナに告げる。アナとクリスはアルメニア人の孤児たちを国外へ逃がす教会の仕事を手伝っていた。だがトルコ軍の魔の手はシルーンやアナたちのもとへもやって来る。

150万人のアルメニア人が虐殺された事件をトルコ政府は今も認めていない。どうしてこんな悲惨な事件が起こるのか。自分たちに抵抗できない弱い者を力で抹殺しようとする。日本も植民地とした韓国、台湾、中国で多くの人々を虐殺してきた。ドイツ人はユダヤ人を虐殺してきた。

自国第一、自分の国はすばらしいという意識の裏返しとして、他国(しかも弱い立場の民族の)はどうしようもない厄介者だ。だから殺してしまえという論理だ。そこには様々な価値観、考え方、政治的意見、生き方があることを認め、共存していこうという姿勢はない。他の意見を認めない、力や数で反対派の意見を抹殺し、自分達の思い通りにすべてを決め、強行していく。今の日本の政府・自民党に同じようなものを感じるのは私だけだろうか。

「みんなと同じ」がいいことで、「みんなと違う」のは悪いことという意識が国民の中に植え付けられ、常に「みんな」の側に身を置いておこうとする。だが、その結果生きづらくなり、心身に支障をきたし、あるいは自ら命を絶ってしまうこともある。100年以上前のアルメニアの話だったが、現代の日本に生きる私たちにとっても考えさせられる映画だった。

「The Promise 君への誓い」 2016年スペイン・アメリカ合作 134分 監督:テリー・ジョージ 出演:オスカー・アイザック、シャルロット・ルボン、クリスチャン・ベール、アンジェラ・サラフィアン、ジェームズ・クロムウェルほか

「The Promise 君への誓い」公式サイト
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by irkutsk | 2018-02-12 17:50 | 映画 | Comments(0)

「忖度バカ」を読みました(2月11日)

d0021786_538947.jpg森友、加計学園問題で官僚の忖度が問題になり、「忖度」というあまり使われてこなかった言葉が新聞紙面をにぎわすことになり、流行語にもなりました。本書は本来「忖度」とはどういうものか。現在、官僚が政治家に対して行っている「忖度」とはどういうものか。「忖度」をキーワードに人間の生き方にも言及した、一冊である。

昨年、10月8日に名古屋駅前の「ウインクあいち」で益川先生と対談をされたときの話も書かれてあり、友人と聞きに行ったのを思い出し、「あー、そういえばこんな話もしていたな」と親近感を感じました。

さて内容ですが、本の中から少しだけ紹介しておきたいと思います。
「序章」では日本に蔓延する「忖度症候群」について書かれています。その典型的な症状は「あなたのため」「会社のため」「国のため」と、相手のことを思いやる形をとりながら、実は相手の行動や考えをコントロールしようとしたり、見返りを期待して、しがみつこうとします。

症状は「視野狭窄」(「見たいもの以外は見なくなります」)、「記憶障害」(忖度の対象者や自分自身に都合の悪いことを選択的に、時には意識的に忘れてしまいます)、「認知のゆがみ」、「言葉のすり替え」、「事実の隠ぺい」、「レッテル貼り」、「過剰適応」(自分の主張ができなくなり、周囲の人々の顔色うかがうようになってきます)、「共依存」(「あなたのため」という自己犠牲的なふるまいは、実は相手をコントロールしようという動機にもとづいているので、本当の意味で相手のためにはならないことがほとんど)。

病気が進行すると、忖度という先回りの服従によって、一時的に成功し、他者や組織、権力と一体感を得たような錯覚に陥りますが、他者や組織、権力側の采配ひとつで、失脚することもままあります。

忖度症候群が発生しやすい社会とは、反グローバル主義、排外主義、保護主義経済……と、急速に内向きに閉じようとしている世界。見えない壁を築いて、自分を守っているのか。それとも壁の中に囚われているのか。壁は、忖度症候群がはびこるぼくたちの社会の、まるで心象風景のようです。日本でのヘイトスピーチが広がり、テレビ番組では、日本を自画自賛する内容のものが受けたりしています。こうした日本礼賛は、戦争に向かう時代にもありました。

「忖度症候群」の症状で特に気になるのは、権力や組織にしがみつこうとすることです。その背景には、自分を認めてもらいたいという欲求が垣間見えます。自己肯定感が低く、努力してきたのに報われていないと感じている可能性があります。先行きの見えない不安、のしかかる閉塞感をひしひしと感じながら、お互いの意識に過敏に反応してしまう「忖度症候群」。ぼくたちは、この警告をどのようにとらえ、生かしていくべきなのでしょか。

「忖度バカ」 鎌田實著 小学館新書 2017年12月4日発行 800円+税
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by irkutsk | 2018-02-11 05:38 | | Comments(0)

「シベリア抑留最後の帰還者」を読みました(2月9日)

d0021786_612516.jpg明治32年、福島県山都町に生まれた佐藤健雄は旧制会津中学校を卒業後、東京外国語学校ロア語学科に進み大正12年に卒業した。故郷の家屋を親戚に譲り、母・マサとともに満州に渡り、大連の南満州鉄道に入社した。満鉄には調査部があり、仮想敵国ソ連の国力を調べることが、重要な責務の一つであった。ロシア語の専門教育を受けた健雄はそこに配属された。昭和3年、寺田とし子と結婚し、二人の男の子(長男は1歳ほどで病死)と4人の女の子をもうけた。北京、ハルピン、大連と転勤し、終戦は大連で迎えた。8月9日、ソ連が満州国に攻め込んできたとき、関東軍主力部隊はいち早く満州を放棄し、自国民を守ることはなかった。

健雄は満鉄きってのソ連通であり、ソ連との折衝を指揮した。そして交渉が終了すると健雄は連行された。当時、政府や関東軍は在留日本人を「賠償」としてソ連に提供したのだった。60万人がソ連に抑留され、ソ連各地で厳寒の中、過酷な労働を強いられた。約1割が抑留中に命を落とした。抑留は飢えと重労働、極寒との戦いだった。抑留当初はソ連は旧日本軍の軍秩序を維持・利用して捕虜たちを支配したが、その後「民主化運動」が始まり、ソ連礼賛、旧日本軍秩序破壊が進んだ。

健雄はチタ、スヴェルドロフスク、ウスチ・カメノゴールスク、ジェスカズガン、カラガンダ、ハバロフスクと6つの収容所転々とさせられた。また、満鉄調査部にいてソ連に関する調査活動を行ったとして「戦犯」として取り調べられ、矯正労働25年の判決を受けた。

抑留が始まって1年以上がたち、母国へ手紙を出すことが認められた。しかし、ソ連軍による検閲があり、抑留の実態を書くことは禁じられていたし、郵便を許可する抑留者はソ連軍によって選別されていた。ハガキはすべてカタカナで書く、「元気でいる」「心配しないで」以外のことを書くと内地に届かない、ペン、インクは各自で用意する、1週間以内に集約するというものだった。

1946年12月に始まった集団引き上げは1950年4月22日の「信濃丸」をもって中断した。スターリンが死に、「雪解け」が進む中、53年11月に3年半以上の空白を経て集団引き上げは復活した。抑留者と日本内地との往復はがきも復活した。佐藤健雄からの最初のハガキが会津若松の親戚宅に届いたのは、1952年の夏だった。家族がどこにいるか、また生死さえもわからず、親戚宅へ送ったのである。健雄のハガキが届き、一家は驚き、喜んだ。その後健雄と家族とのハガキのやり取りが進むのだが、出したすべてのハガキが届くわけではなく、ソ連当局によって破棄されたものもあったようだ。それでも52通の手紙が届き、家族の様子、健雄の様子が伝えられ、そのハガキを頼りに家族は健雄の帰還を待っていた。

この52通の手紙はファイルに入れられて大切に保管されていた。

1956年12月26日、最後の帰国船「興安丸」が舞鶴港に帰還した。健雄もこの船で帰ってきた。11年ぶりに日本に帰ってきた健雄を迎えたのは兄と息子の倫弘だった。抑留者は帰国しても抑留時代の夢を見て苦しめられていた。また帰国後もソ連帰りということで就職もままならず、帰国後も苦労は続いていた。

シベリア抑留の体験記はすでにたくさん出されているが、いったいどのくらいの人がこれらの本を読み、シベリア抑留の実態、どうしてシベリア抑留という悲惨なことが起こったのか、シベリア抑留者に対して日本政府はどういう態度をとったのか。日本人として知っておいてもらいたい過去の歴史である。

「シベリア抑留最後の帰還者」 栗原俊雄著 角川新書 2018年1月10日 820円+税
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by irkutsk | 2018-02-09 06:10 | | Comments(0)

「不思議なクニの憲法2018」を見に行きました(2月5日)

d0021786_15121151.jpg名演小劇場へ「不思議なクニの憲法2018」を見に行きました。

憲法改正が叫ばれている昨今、いったい誰が、何のために、憲法のどこを、どういう風に変えようとしているのかを考えさせてくれるいい映画でした。ドキュメンタリー映画ですが、インタビュー受けている人たちがそうそうたるメンバーです。

出演者は瀬戸内寂聴、孫崎享、長谷部恭男、伊勢崎賢治、三浦陽一、赤松良子、船田元、伊藤真、井上達夫カレル・ヴァン・ウォルフレン、樫十萌子、元山仁士郎、水野スウ、原田謙介、斎藤優里彩、日比野和真、太田啓子、辻仁美、上原聖子、高塚愛鳥、小原美由紀、安積遊歩、安積宇宙、月股美子、月股可菜子、小林照子、永井鞠子、松本侑壬子、宮崎絢子、竹下景子(ナレーション)

憲法は確かにアメリカに押し付けられた憲法です。当時の情勢では日本を徹底的に武装解除し、二度と戦争をしないように、一切の戦力を持たせない。もちろん自衛のための戦力も持たせない。安全は国連に任せるという内容でした。ところが朝鮮戦争が始まり、在日米軍は朝鮮へ送り込まれ、在日米軍がいないあいだに左翼が権力を握ると困るというアメリカの意向の下、警察予備隊が作られました。そしてその時から9条はその条文と現実の間に齟齬をきたすようになりました。

憲法は9条だけではありません。国民の基本的人権を非常事態条項を作ることによって、制限しようとする動きや、男女差別、マイノリティへの差別などなど、日本国憲法は人類の理想であり、それを実現するためには国民は不断の努力をしなければならないと書かれています。現実に合わせるために、憲法改正するというのは本末転倒です。

「マガジン9」に松井久子さんがこの映画を作ろうと思ったきっかけや、インタビューする人の人選、この映画にどんな思いを込めたのかなどを述べています。ぜひご覧ください。


「不思議なクニの憲法2018」 2016年日本 122分 監督:松井久子
「不思議なクニの憲法2018」公式サイト
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by irkutsk | 2018-02-05 17:10 | 映画 | Comments(0)

東山植物園へ行きました(2月4日)

立春も過ぎ、天気も良かったので東山植物園に冬の花を見に行きました。地下鉄「東山公園」駅で降りて、動物園の入り口に着くと、チケットを買う人の行列ができていた。動物園の中を通って、植物園へ。まず温室へ。温室の中は暖かく、いろんな花も咲いていて、一眼レフを持った人がたくさん写真を撮っていました。
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温室を出ると椿園へ行く途中に南天とダイダイがありました。万両も赤い実をつけてきれいでした。
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椿園の入り口です。南天の赤と紅葉した葉がとてもきれいでした。残念ながら椿は固いつぼみで、まだ咲いていませんでした。
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ダイダイがたわわに実っていました。文旦も一つありました。
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椿園を出るとロウバイが咲いていました。マンサクも咲いていました。
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ロウバイにはソシンロウバイと普通のロウバイの2種類が咲いていました。
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ヤツデももうすぐ咲きそうです。
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帰りは星が丘口から帰りました。植物園だけを見るのならこちらの方が便利です。
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by irkutsk | 2018-02-04 15:00 | お花見 | Comments(0)

ソルクシーズから株主優待が届きました(2月4日)

d0021786_1656049.jpgソルクシーズ(4284)から株主優待の千葉県産コシヒカリ「幽学の里米」2㎏×2名分が届きました。ソルクシーズの株主優待は年2回(12月末と6月末)あり、保有株数によって次のようになっています。
200株以上 千葉県産コシヒカリ「幽学の里米」2㎏
1,000株以上 千葉県産コシヒカリ「幽学の里米」5㎏
10,000株以上 千葉県産コシヒカリ「幽学の里米」10㎏

ソルクシーズは次のような事業を行っている会社です。
•(1)コンピュータ、その周辺機器、通信機器およびそのソフトウェアの開発、設計、製造、販売、賃貸ならびに輸出入業務
•(2)通信システムによる情報の収集、処理および販売
•(3)コンピュータ、その周辺機器およびソフトウェアの利用に関するサービスの提供ならびにコンサルティング業務
•(4)コンピュータシステムの運用、保守ならびに監視業務
•(5)インターネットのアクセスサービス業ならびにインターネットによる情報提供サービス業
•(6)情報処理技術者の養成ならびに情報処理技術者の派遣業務

2017年12月期決算によると4億1100万円の純利益(前年比13.0%増)を上げており、配当金は期末のみの8円でした。(前年と同じ)

2月2日の株価は1,260円でした。現在の株価はこちらから見ることができます。
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by irkutsk | 2018-02-04 11:00 | | Comments(0)

「東北たべる通信」1月号が届きました(2月3日)

1月5日の朝日新聞で紹介されていた「東北たべる通信」を申し込み、最初の合が昨日(2月2日)届きました。1月号はアカモクです。

「東北たべる通信」によると、アカモクはワカメやコンブなど海藻の仲間だが、松島をはじめとする三陸地方では食べる習慣はなく、むしろ船のスクリューに頻繁に絡むことから、漁師たちから「ジャマモク」などと言われ毛嫌いされてきた。しかし、同じ東北でも秋田県では「ギバサ」、山形県では「ギンバソウ」と呼ばれ、郷土食として親しまれてきた。
ミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富で、美容や健康、ダイエットにも効果があることから機能性食品として注目を集めている。

アカモクには水質浄化作用(赤潮の発生源となる窒素やリンを吸収する)があり、消費者がたくさん食べれば健康になる(食物繊維のフコイダンやポリフェノールを多く含む)し、漁師も潤うし、結果として海も豊かになる。三方良しになってこそ真に持続可能な漁業になる。

送られてきたアカモクを下処理して、一度には食べられないので、今夜の晩御飯にポン酢をかけて食べ、残りは小分けして、冷凍保存しました。

下処理はまずアカモクを洗い、しごくようにして茎からはがします。沸騰したお湯に入れると鮮やかな緑色になります。

来月は宮城県南三陸町の戸倉漁協の牡蠣です。
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by irkutsk | 2018-02-03 21:37 | 食べたもの | Comments(0)


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